音痴を克服する方法(音痴ボイストレーニング)
音痴を克服する方法を書いていきます。
実はここで重要なお話しなのですが、いわゆる皆さんが想像している「音痴」な人というのは100人いれば1人くらいの割合しか存在しないのが現状です。
私の経験なのですが特に「自分は音痴です」という方は100パーセント音痴ではありません。
「え?」
と思うかもしれませんがこれが真実です。
音痴な方 というのは、「自分の音がはずれてしまっている」という事に気づきませんし気になりません。
音がずれていますよ?といって初めて
「え?」そうなんですか?と言われます。
音感と空間把握能力は同じ。
音感と空間把握能力がほぼ同じだという事を最近気づきました。
方向音痴 というのとは少し違います。
目で見たときの左右の間隔、上下の間隔、というのと近くて、特にその中でも「音に関する」上下左右の間隔に置いて
著しく感覚が弱いという印象です。
ムラーラミュージックオフィスの動画にも
「本物の音痴はどうやって治す?」というものがあります。
音痴の方、というのは「現在地不明」に陥っています。
要は、「自分が今どこにいるのか?」がわからない状態です。
音痴克服のボイストレーニングには講師の絶対音感能力が必要です
音痴克服のボイストレーニングでは、講師の絶対音感、少なくても相対音感がかなり必要になってきます。
なぜなら音痴の人は、自分がどこにいるのかがわからないわけですから、
あなたはここにいますよ。という事をこちら側が歩み寄って知らせてあげなくてはなりません。
それでも、「勝手に移動をして迷子になってしまう」
それが 音痴 です。
又、同じ音程でも、「自分の喋り声に近しい音程は取りづらい人」
という方もいらっしゃいます。
その場合は、1オクターブ下、あるいは1オクターブ上で提示をします。
今までの経験上から行くと、既定の音よりも「一オクターブ上」で発声音を提示したほうが正確に音が取れる
というデータが出ています。
特に、男性で「やや高音域」を発声しなくてはならない場合などに有効です。
やはり、普通のボイストレーニングと同様に高音では声帯の閉鎖はやりづらいのは音程が合うあわないに関わらず同じ状態です。
上記動画は、「本物の音痴はどうやって治す?VO2」です。
こちらに、実際のレッスンの仕方が流れます。
アイポットなどで繰り返し練習をしても音は一向に取れるようになりません。
上記のように、初期のころはメロディを取りながら歌唱をしていただきます。それに慣れてくると
和音の伴奏だけでも歌えるようになります。
時々、身体活動を使って
音の距離感を把握するトレーニングをします。
人によっては、音と音との距離感を広くとってしまう方、音と音との距離感を狭く取ってしまう方等がいらっしゃいます。
それぞれの方の症状に合わせてレッスンを行っていきます。
ムラーラミュージックオフィス
駒込校
豊島区駒込3-3-21メリービル1B