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お子さんのボイストレーニングについて

お子さんのボイストレーニングの希望者の方は年々増えています。その用途は様々ですが、年齢と声変り時期を考慮して慎重に行っています。お子さんの場合は、特に成長期に裏声発声を積極的に行いすぎてしまうといわゆる声帯閉鎖の感覚が弱くなり、地声(裏声ではない声、ミックスボイスを除く)の発声方法が未熟のまま大人になってしまい、いざ声を使うときに苦労します。

男のこの場合は特に、声変りとともに目下「裏声の発声の仕方」で迷子になり、それまで通常で歌えていたキーの物が歌えなくなりパニックを起こし一時的に人前で声を出すのを躊躇する場合もあります。

ですが、その年齢(年齢的に境目くらいの時)にある程度ミックスボイスの発声法をマスターしておくと、男性キーにチェンジする時期でもある程度の高音が望めます。

女の子の声変りは小学校4年~6年の間に平均的に起こる。

実は私自身が、幼少期に裏声を多用した発声法を行いすぎてしまっていたために、地声発声があまり伸びないまま、中学、高校、大学と来てしまいました。

音大の先生にも「こんなに声が出ない人ははじめてだわ」と言われ、今しているミックスボイスの発声法の断片が全くないまま、息漏れの多い声を使い続けていました。それらの経験から今の私のボイストレーニング方法を開発することが出来ました。

女の人の声の転換するポジションはだいたい真ん中の ラ~ド くらいで起こります。

小学校4年生くらいの時にラから上の音が地声で発声できないことに気づいてしまいました。それから、バンドの音楽などに目覚めて、地声発声をすることが出来るようになりましたが相当苦労しました。実は私の生徒さんでも私と全く同じ症状の方がいらっしゃって、こちらもアドバイスするときには役立っています。

ミックスボイスは怖がらないで出しましょう。

ミックスボイスの起点は確かに、裏声ではあるのですが、@ひっくり返る感覚を持ったままの発声はダメなのです。船で例えると船の底の中心部分の重心が変わるか、変わらないかの話で、基本的には重心の中心は変わらない状態で出せるのが「ミックスボイス」です。

お子さんでもカラオケのためのレッスン需要もあります。

最近、お子さんのレッスンのご希望の中でも、「娘、息子がカラオケが好きなので、その趣味を伸ばしてあげたい」という方が増えています。カラオケのレッスン 

もカラオケのスタジオでやるより、生のピアノを通してレッスンを行ったほうがより上達も早いです。やはり、声に対して、音の重心を考えながらレッスンをすることがいかに大切なのかがわかります。

お子さんのレッスンは是非、ムラーラムージックオフィスへ!

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