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ボイストレーニングの体験学習と子供食堂。

江戸川区の学校校舎やその他の会館にて、「ぬくもり子供食堂NukuNuku」という子供食堂を行っている団体さんがいらっしゃいます。そちらの企画で7月16日にボイストレーニングや他の音楽アンサンブルを体験できる授業コーナーをさせていただけることになりました。

今回は、フルーティストの藤原沙織さんと一緒にやらせていただきます。子供向けの講座は久しぶりです。昔、静岡大学付属中学校という名門の中学校にて、「夢講座」というものに参加させていただいて以来だと思います。その時も、子供さんと親御さんとでいろいろ参加いただいて楽しかった思い出があります。

※写真は以前私が別の会場で大人向けのセミナーを行った際の物です。子供さんたちはいろいろなところに興味があるお年頃ですから、集中力持続させてあげられるかが問題、というか私の腕の見せ所な気がします。

こちらの動画は、当日の演奏のリハーサル風景です。フルートの藤原さんとちょっとふざけてますが、真面目に練習しました。

子供さんにもボイストレが有効な理由

子供さんにもボイトレが有効な理由はいろいろありますが、一番は子供さんに限らず呼吸が浅い方が圧倒的に多いという事が一つ挙げられます。

呼吸が浅いと、「集中力がない」「思考能力が低下する」「アレルギー症状が出やすい」などいろいろな症状も起こってきます。あとは、滑舌です。

時代とともに携帯電話は一人1台になり、昔のように大声を出さなくてもちゃんと声を拾ってくれる電話機の性能も上がって、人間がどんどん楽をして喋られるようになりました。一番は対面してちゃんとコミュニケーションですが、大声である程度話さないと浸透しなかった時代の「不便さ」は今はほとんど感じられることが無くなってしまいました。

若いうちから「飲み込む力」を鍛えたい。

声帯を鍛える=飲み込む力を鍛えることになります。声帯と聞くとその通り皆さん「声を出す場所」というところで声帯の存在を意識するのですが、本来声帯は「食べ物と空気を分ける弁の役割をしている」ので、この機能が弱ると、いわゆる「誤嚥」という症状がおこりやすくなります。誤嚥防止でカラオケ教室に行く方も増えているくらい最近では認知されてきております。

「食べる、飲み込む、出す」この機能には欠かせない生命維持装置、声帯。

きちんと鍛えて、いくつになっても健康でいられることが今後の課題だと私は感じます。ある程度若いうちから、「生活に必要な機能を鍛えておく」のは悪くないことだと思っています。

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