こちらはボイストレーニングの方法について記載したページです。
「自宅でボイストレーニングをする場合何をしたらよいですか?」という質問をいただくことが多々あります。
本当のお話をしますと、「ボイストレーニングを自宅で一人で行う」というのはあまりお勧めではありません。
一番の理由は、「客観的に自分の声を聴く第三者の存在」というものが必ず必要になるタイミングというものがあるからです。
できれば、その「第三者」は数多くのボイスサンプル(受講生の声)を聴いている経験者であることが望ましいのです。
自宅でボイストレーニングを行う場合は、「動画」を参考にして行うと効率的です。
参考書を見ながら、トレーニングを行う。というのも良いです。
中にはCD付きのものもあって、サンプル音源を聞きながら「声まね」をしたらいつの間にか声が出ていた。という事もあります。
ちなみに、俳優さん方に好評なボイストレーニング動画は下記の物です。
声量を上げたい(音圧を上げたい)場合のキーポイントは「母音」である。
母音の訓練、というのは某劇団さんのミュージカルレッスン風景でも取り上げられていました。
例えば、日本語の楽曲をすべて、母音で歌唱する。
というような方法です。これは大変有効的です。自分のどの「母音が脱落しているか?」ということがわかると
必要になってくる「口の開け方」「舌の位置」「声帯の閉じ方」などがはっきりとわかってきます。
声を出すときの「おすすめ姿勢」や腹式呼吸について。
ボイストレーニングの方法の中では一番重要な部分です。
他人のチェックがないとなかなかどれが正解なのかわからない、というところです。
YOUTUBEの中でも詳しく説明しています。本来、「声を出す姿勢」は本人がやりやすければそれでよし、
なのです。
キーポイントは「胸椎」と「肩甲骨」と「反り腰」「丹田(上・中・下)です。
「男性の陥りやすい姿勢」「女性の陥りやすい姿勢」というものもあります。
腹式呼吸は議論になりやすい項目ですのであえて言及しません。
ですが、呼吸をするたびに、胸の上がり下がりが「気になるほどである」ことや、自分での無意識的な力、以上の
「力」がかかっていることはどんなことにもマイナスなのでその点は気を付けたいところです。
高音などの発声トレーニング
滑舌、姿勢、腹式、などのスタンダードな「ボイストレーニングの方法」の中でも
やはり「ミックスボイス」「エッジボイス」の項目は皆さんがボイストレーニングを行う上ではマスターしたいところだと思います。
そもそも「ミックスボイス」「エッジボイス」というのは何なのか?というところですが
実は私はここを大きく分けて行っていません。
ただミックスボイスは裏声から派生したもの、エッジボイスは声帯閉鎖声を極限まで高音へ引き上げたもの、という認識で行っております。
ミックスボイスを地声と裏声の混ざったもの、ととらえたとするとその場合の「地声」と「裏声」の概念をどのようにとらえるかによって結果は大きく異なってきます。
若干わかりにくいですが、事実この生徒さんは4オクターブの発声が可能な方です。
声帯が短く、薄いタイプの方。
当校の生徒さんでホイッスルの使える女性は約4割強です。
このように、確実に高い声が出せるトレーニングを行っていきます。
♦ビブラートの上手なかけかた