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ナレーションのレッスンって何をどうやるのでしょうか?

まず、ナレーションの現場のお話からしていこうと思います。ナレーションは、声優さんと違い、机の上にだ本を置いて椅子に腰かけて読んでいきます。ここは声優さんの現場でマイクありの立ちっぱなしの状態とすでに違っているところです。モニターに映像が流れ、その映像に合わせて喋っていく場合、そうでない場合とあります。

ですから、レッスンも基本的に発声のトレーニングが終わると座った状態で原稿を読んでもらいます。ナレーション原稿も、前もってもらえる場合と当日配布の場合とあります。現場で当日もらった場合は収録前に必ず漢字の読みや、段落替え、滑舌練習、テンポ感などを前もってきちんと把握しておきます。

現場ではクライエントさんの要望に応えていきます。

ナレーションの仕事の現場では、ディレクターさん(音響さん・ディレクター)さんがエンジニアリング上の指揮をとっていって、それ以外の大元の要望はクライエントさんの意向に沿うようにしていきます。クライエントさんが、「もう少し高いトーン」で読んでください。というのであればその通りにしていくのです。

レッスン内で再現していくのは、

  • 商品名、製品名のトーンのピックアップ度合
  • 聞き手が求める読みの技術(聞き手が何を求めているか)を考察していく
  • 基本的なボイストレーニングの再現
  • 原稿の文章を分析していく。(段落、頭出し、語尾の処理の仕方)
  • 全文にわたっての声のトーンや雰囲気の抽出
  • 必要に応じて、歌のフレーズなどを利用したフレーズニュアンスをつかむレッスン

等等を行っていきます。

ナレーターのプロの方は正直一人で練習できます。ただ、その方が過去に受けてきたレッスンやワークショップなどで、だいぶカラーが絞られてしまっている現状があるため、その絞られきってしまった読みの癖を一蹴して、また新たに組みなおすためのレッスンは必要です。

ナレーション録音でも歌のレコーディングでも気を付けたい事。

ナレーション録音、レコーディングで共通してあるタブーがあります。それは

「吹き、リップノイズ、過剰なブレス音」この三つです。この三つが多すぎるとエンジニアさんの負担になりますし、何よりも「オール録り直し」のリスクも上がりますし、最悪の場合、「現場適応力がない」という判断になり、次から声がかからなくなる場合があります。もともとの口の動きの癖で、本人も気づかないようなリップノイズが入ってしまう、という事もあります。

それらは、現場に立つ前にできれば完璧に治しておく必要があります。リップノイズの場合は多くの場合呼吸を口でしていたり、舌の位置が固定されていないので、口の形が変わるたびに発生しまう、という事があります。

 

 

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