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もくじ

YOUTUBEなどの独学学習では、個別のお悩み解決は難しい。

皆さんこんばんは。今日のトピックは、ズバリ「YOUTUBEでの学習は、根本的な解決から遠ざかることが多い」というテーマでお話をします。

実は、ここ最近の定番のテーマともなっている話題の1つです。

最近「はじめまして」の皆さんとオンラインでお会いすることが多くなったのですが、その中で度々耳にするのが、こういったオンラインコンテンツでのお悩み解決に何年もかけてトライしてみたが、

改善に至らなかったので、スクールを探しました。というお話です。

勿論。独学の物でも理にかなっていて、お役立ちのメソッドは沢山、十分落ちていると思います。勿論、うちも無料のYOUTUBE配信をしていますが、

それもそのうちの一つと認識していただけたら・と思っていますので・・・。

では、そもそも何故それでも、個別のお悩みに対してはなかなか改善に至らないのかをざっくり考えていきたいと思います。

  1. お悩みの要因は、個人ベースで理由が異なるから。
  2. お悩みの要因がわかっても、感じ方や捉え方は個人ベースで違うので、ある人は「硬い」と感じていてもある人は「柔らかい」と感じる。というような知覚の違いがある。
  3. 実はご自分が気づいている部分の問題点と、違う所に根本的な原因があることが多い。
  4. 又、どうしても解説系の動画の中でお話する内容は「一般的に」「平均的に」という内容になりやすい。

大きく分けてこれらの原因があげられます。

具体的な解説をします。(1~4のそれぞれの理由)

1 個人ベースで理由が違う。これは、根本的な問題になるのですが、例えば「ラ行」が言えていない方がいたとしても、その「言えない理由」がそれぞれ。という意味です。ある方は、舌の動きに問題があったり、またある方は、あごの形状に問題があったり、またある方は発音そのものに問題があったり・・・です。

2 お悩みの要因がわかっても感じ方や捉え方が違う=これは、「さ」っていった時、自分は「息が強すぎる」と感じていても、実際には母音が明瞭でないことが原因だったりします。そうすると、今まで「歯擦音が不明瞭」というキーワードで探して勉強していたとしても論点がずれています。

ちなみに、初回体験レッスンをするときには、私以外の講師の先生にお願いする場合にも、「こういう場合はこのパターン」「この場合はこう」と事細かに伝えますので、慣れてくると他の先生方も、「このパターンの方は鼻炎気味で鼻詰まりがあって抜けが悪い方だな」等わかるようになります。

3 実は、自分が気づいている部分の問題点と違う所が原因=これも2番と似ていますが、ご自身が「ラ行とダ行が」とおっしゃっているのに対して、私がしこたま「ハ行の破裂音が強すぎる」という指摘ばかりして、生徒さんが?になっていたこともありました。ですが、根本が破裂音の扱いが正しい場所で行えていない所にあったために、ラ行もダ行も舌がいらない部分で過活動だったりしたために、きれいな音が出せていないのでした。

4 解説系の動画は、一般的に、平均的にになりやすい=これは、わかりやすく言えば、専門用語などでひとくくりに説明をした方が、一般的な皆さんには理解されやすいという所があげられます。一つずつ「以前こういうケースがありました」という解説の仕方は効率が良くないためです。ですので、見る側が「これは一般的に言うとこうなるんだな」というワンクッションありきで研究材料に使う必要がある。という事です。

と、このような感じにまとまりました。明日もレッスンがんばります☆彡おやすみなさい。

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