プレゼンテーションの話し方のコツ
「プレゼンテーションスキル」については大変良く質問をされます。
よく言われているメラビアンの法則。
これは、話をしている内容よりも、話をしている人の態度や声の方がほとんどの印象を決めてしまうというものです。
これについては以前別のブログで言及してきましたが、
見た目の第一印象から、「できる人」と思われる人って確かにいますよね。
これは私個人の意見ですのであまり参考ににならないかもしれませんが
下記にてまとめてみました。
■清潔感があり、身ぎれいにしている人
■靴をきれいに磨いていてワイシャツは常に襟がピンとしている人
■髪が乱れておらず顔にかかっていない人
◆声が大きく、一字一句を堂々と話す人。
◆話し方に理論的な抑揚のある人、または話しの仕方にリズムのある人
◆話している間、気にならない程度のジェスチャーを入れる人
◆滑舌が悪くない人、また相手に質問やうなづきの間を与える話し方が自然とできる人。
などなどです。
上記項目の■は純粋な見た目について、◆はその人から派生したものの印象です。
ムラーラミュージックオフィスでの「プレゼンテーションスキル」のトレーニングでいつもお伝えすることは、出来るだけ、日常の会話に近い話し方で話をしていただくことです。
ここに○○があります。という説明を受けたときに
相手がイメージできる語りかけなのか、単なる説明文なのか。
プレゼンは「説明」ではないです。ということを常に伝えています。
プレゼンは、イマジネーションを伝えるスキルを最大限に生かすものです。
5感に働きかけるイマジネーションワード
1匂い=香ばしい・おいしそうな・すっぱい
2音=衝撃的な・ドンというような・誰もいない・静かな・何の音もしない・無音
3感触=手で触るとちくっとするような・針をさわるような・粘土のような
4味=甘い・辛い・しょっぱい・
5見た目=鮮やかな○色・海と空の境界線
上記のものはほんの一部分ですが、このようなワードを文章の中にちりばめたり、
又このようなワードを連想させる言葉の何かをちりばめたりするのも効果的です。
話し方教室ならではのアクセントや滑舌
声優さんの方でも悩むのが、正式なアクセントです。
例えば動物の「熊」。
これはつい最近まで、目の下の「クマ」と同じアクセントのみが認められてきました。
ですが、あまりにも 「く ま」という頭高の発声が中心にされてくるようになり、
どちらも認められるようになってきました。
このように、NHKアクセント辞典は徐々に改訂され、私たちはそちらを中心にアクセントの勉強をしています。
滑舌の良し 悪しはチャームポイントではなく、むしろ致命的になる場合もある。
「何かあの人子供っぽいですね」
という印象をも与えかねない、滑舌。
「舌ったらず」という言葉が一人歩きしていますが、実際は舌が長くて言葉がだしずらい人がほとんどなのです。
そういった先入観もまた。
トレーニングを受けていないと感じてしまうことだったりします。
ムラーラミュージックオフィス