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もくじ

ボイトレで人が元気になれば、それが一番良いこと!

こういったフレーズは非常に「べた」なので、ベタ嫌いの私としましては笑あまり、使いたくないフレーズなのですが、

ですが実際には、レッスンを担当している講師(私も含めまして)が一番、生徒さんから元気を分けていただいています。

おそらくそこには相互作用が生まれていて、その相互作用はAIでは絶対に手に入れられないものと断言できます。

「ボイトレ」ブームは、実は2008年頃におきました。私も東京都内に出てくる前でしたので非常に記憶に新しいのですが、

その頃「ゴスペル」や「ハモネプ」「アカペラ」という物がとても流行っていました。今人気のヒカキンさんもボイスパーカッションでとても有名です。

ボイトレと同時に流行った言葉が「ミックスボイス」です。当時ボイストレーナーは「生徒さんにミックスボイスを習得させること」がトレンドミッションになっておりました。

洋楽を歌う時に、フレーズ感をなめらかに、かつ、グルーブ感を活かすには、このミックスボイスが必要不可欠でして、それを習得するための訓練が必須となっておりました。

その後に、ミックスボイスでも太刀打ちできないような「超ハイトーンのボカロ」が出現して一変。今では色々な歌い方、色々な曲調、それらがミックスされたもの。多種多様になって来ています。

一日の疲れをリセットしたい。と言う目的の方もいます。

私がもともと、趣味ではない方に広く提供したい。と言う目的があったので、声優さんやナレーターさんを主業としてしたい方や、ご自分のセカンドジョブにしようという方がどうしても多いのですが、

全く違う観点で、「この時間は自分のいやしため。それも徹底的に本気でやって、グッと疲れて眠りたい」と言う方もいるくらいです。

「ボイストレーニング」と言う言葉を正直変えてしまいたいくらいです。(笑)もっと違う言葉にしたいですね。分野的には確実に「ボイスコンサル」です。でもボイスだけにとどまらない。

ボイスを通じたメンタルメソッド。それも見越して心理系の資格を取ったのに何も活かせていない。。。。

正直「心理」を前に出すと、私がやりたいことと違う方向のレッスンになっていってしまうので、心理のサイトも消しました。「いや、やっぱり志高く、夢中になれる方にレッスンしたいしな」とこうなったわけです。

正直、黒いお話をすると、心理のお仕事をメインにしてしまうと、導く側ではなく、完全な伴奏者にならなくてはいけなくなります。むしろ、「上達や進化」をこちらから求めてはいけなくなります。

以前お問合せを頂いて、その部分を正直にお話したらお返事が来なくなってしまった事が2回ほどあったのでサイトを閉じました。

例えば、精神科医の先生であればお薬を処方できます。臨床心理士の方も「病気」と診断が出来ます。民間のカウンセラーの場合基本的に病名の告知は出来ません。ですので、常に臨床心理士との連携が必要となります。そうすると、心理カウンセラーが出来る事と言うのは限られると私は考えているのです。

ボイストレーナーも医療行為は当然出来ませんし、「ボイトレで声帯結節が消えます」とか言ってしまう、

トレーナーをたまに見ますが、グレーを越して真っ黒なのです。

そんなこんなで、私は適度に「皆さんが向かいたい目的に向かう道しるべ」をしつつ、生徒さん自身のストレス発散や、楽しみの一環になるように、頑張っていきたいと思います。

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