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滑舌練習には大きく分けて2種類あります。

滑舌のトレーニングですが、特にYOUTUBEなどで見てご自身の練習に充てようとする場合には2種類があります。

まず、単純に日々ルーティーンとして行うものです。わかりやすいもので言いますと、「舌を柔らかくする方法」や「口の中のスペースを広く使う方法」と言うような、万人の人に効果があると思われるものです。

そして、もう一つの滑舌トレーニングというものは、本人の言えてない音に対してフォーカスをして、一人ひとりに必要となる滑舌のトレーニングです。

今私が勉強中のMFTですが、歯科医、歯科衛生士の方をメインとし、言語聴覚士や教師の方などが明瞭に発音が出来ない子供さんを対象に正しい話し方をするための口腔筋機能療法と言われているものです。

こういった物は、後者の個人個人に合わせたトレーニングに値します。

ここで一つ大きな違いがあります。日々行う滑舌トレーニングは個人個人の不具合には照準を合わせてはいません。

その代わり、後者の滑舌トレーニングの場合には、まずメインとして聴く耳 という技術が必要となります。

今私の方で計画しているのは、宮島式滑舌メソッドとして、一部の先生に研修を受けてもらい、技術を取得していただく。というものです。

基本的に先生方は聴く力、聴く耳をキチンと持っていますが、さらに細かい所で私がサポートをしていく予定です。

ただそれにはサンプルとしての音声やレッスンの仕方の動画を提供していかなくてはならないので、

恐らく数か月単位でかかっていく予定です。

MFTも基本的に、見た目や音声でわかる不具合に対して「こういうトレーニングをすると良い」というものではあるのですが、

ただMFT自体はもともと若年のうちにトレーニングをしないとあまり意味がない。というものですので、

当校の生徒さんは基本的に成人の方がメインですので、そのあたりを踏まえて長い間行ってきた滑舌に対しての不具合を少しでも正しい方向へ持って行くというものをしていきます。

ちなみに当校で滑舌を学びたいという生徒さんの99パーセントは後者の様な方です。

日々のトレーニング毎日のルーティーンとして知っておきたい。という方は基本的にまずいらっしゃいません。

2023年はさらにマニアックな趣向で行きたいと思います。

オンラインボイストレーニングもかなり浸透してまいりましたので引き続きよろしくお願いします。

宮島知穂

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