Pocket

オンラインレッスンでのツールについての考察(宮島調べ)

実は、先日プロのナレーター(やましょうさん)にオンラインレッスンの様子の撮影にお付き合いいただいたのですが、

こんなことがありました。

まずは、YOUTUBEの実際の映像です。

こちらなのですが、実際の撮影で使用したツールはGOOGLEMEETで、お互いログインをした状態で使用しています。

ただ、初めに やましょうさんも私もバックスクリーンを使用して撮影に臨もうとしたのですが、(バーチャル背景)。これ、やばいです。重いです。

バックスクリーンを稼働した状態で、ウェブカメラが動作しなくなったりして、お互いバーチャル背景をあきらめるという・・・。

ただ、はじめバーチャル背景が原因だとわからなかったので、GOOGLEMEETが思いの他重たいのでは?と思った私たちは、ZOOMに切り替えました。

すると、今度はやましょうさん側で再生していただいているBGMが全くこちらに聞こえなくなるという状況が・・・。

今回の撮影では、BGMありきで原稿を読んでいただく必要があったため、ZOOMだとその役目が果たせないという事でGOOGLEに戻ったという経緯があります。

という事で、今まで私が使ってきたツールを状況的に分析していきたいと思います。

  • Line通話

Lineはかなり条件付きです。私の場合、Lineでレッスンが出来る生徒さんは、生徒さん側のWi-Fi環境がかなり良い場合に限ります。今までLine通話でほぼ遅延なし、画像乱れが無かったパターンは、生徒さん側がホームタイプのインターネット回線を利用して、Wi-Fi接続されている方でした。たまたまうちとプロバイダが同じだったことも良かったです。

  その代わり、マンションタイプのWi-Fi環境の方の場合不向きで、特に大勢がいっぺんにリモートワーク等で使用したり、動画を見るような時間帯になると急に遅延します。画面もフリーズします。また時間帯もかなり考慮しなくてはならず、お昼の時間帯なんかは最悪でした・・・。

ただし、成功する場合はZOOMよりもGOOGLEよりも生徒さん側の歌声はかなり聴こえ易いです。特に先述した2ツールよりもかなり高音まで聴き取れます。同時発音した場合にも、相性が良いとかなり良いです。

  • Webex

WEBEXは、かなり早い段階で45分制限が出来てしまったので、私は脱落しました。幸い生徒さんでこちらを使いたい方が少なかったので、2~3回ラインの代わりに使用して終わりました。

音質は悪くなかったと思います。相手側がカラオケ音源を流しても、途切れることはありませんでした。時間制限さえなければ。。。ただログインが若干ZOOMより複雑だったような・・・・。

  • ZOOM

まずZOOMは操作に慣れるとかなり楽です。GOOGLEMEETもそうですが、簡単にグーグルマップとの連携が出来るので、リマインド機能もあり、忘れ防止にもなってとても良いと思います。

音質ですが、純粋に生徒さんの声を聴くには優れています。そして、私が伴奏を弾いていても比較的生徒さんの声自体も途切れにくいです。遅延感もあまりないです。高音域は、こちらが大きい音を出し過ぎると生徒さんの声が聴き取りづらくなる時があります。伴奏や、BGMは多少ボリュームの大小や途切れがあるので、生徒さんのバックグラウンドミュージックを聴くときは全体像を把握しての方が良いです。

設定で変えられますが、オートミュートがかかるとロングトーンに弱い。(解除できる)

ただホストが許可を出せば生徒さん側は録画が出来る点や、画面共有なども簡単に出来ることから無難で一番使いやすいアイテムかと思います。

特に私の場合、生徒さん側がご自身のPC画面を出したいときがあるので、そういった操作も余裕で出来ます。

  •  スカイプ

言わずと知れた昔からある通話アプリです。会話をする音質的には可もなく不可もなくなのですが、遅延が結構あります。英会話などのレッスンであればそこまで不便はありません。

以前スカイプアプリでスマホレッスンをしたことがあるのですが、高音は聴こえますがかなり割れます。高音をキャッチする能力がすごくあるアプリなのか、

高音がめちゃくちゃ聞こえるのですがキンキンします。歌レッスンはきついです。低音はこもるので、高低差がすごかった・・・私は耳がギブアップで、スカイプだと長時間は無理だなとおもいました・・・・。

  • Google  Meet

お互いログインをした状態で使います。そのため、ZOOMのように詳細設定をしなくても比較的セキュリティ面では安全を感じるかもしれません。

グーグルミートは様々な分析が出来るので生徒さん側の意見と先生側の見方を掲載します!

生徒さん側

まず、遅延をほぼ感じない。ストレスが無い。すぐつながるので楽。

音がすごくきれいに聞こえる。ピアノの伴奏もあまり音の大小が無いので、一番いいかもしれない。バーチャル背景が重い。ズームより、容量食ってそう。

先生側

確かに遅延は無い。音もクリアー雑音も入らない。

その代わり同時発音に弱い。こちらがピアノを弾いたり、発声を一緒にやるとほぼほぼ生徒さんの声はかき消される・・・。なので、歌のレッスンの際には同時ではなく、相互発声にしてチェックしたり工夫が必要。

また、高音域がかき消される感じや、オートミュートはZOOMよりは少ない気はする。ただ、かぶりにめっぽう弱い。

うちのような、ナレーターさんのレッスンには最高。生徒さん側がBGMを流しても(生徒さん側の音響環境によるが)かなり聴こえやすい。なので、宅録レッスンに一番向いている。

バーチャル背景は重い。

 

以上になります。結構色々使ってみて色々わかることがありました。

是非ご参考になさってください♪

 

 

応援お願いします

にほんブログ村 音楽ブログ 音楽教室・音楽学習へ
にほんブログ村
Pocket