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声帯結節向けのボイトレとナレーターさん向けのレッスンの共通点

皆さまこんにちは。少しだけお久しぶりのブログでした。

普段あまり更新をしないツイッターの投稿にも書きましたが、アレルギー性鼻炎に久しぶりにかかりまして、絶賛副鼻腔炎に移行し現在ほぼ完治気味の状況です。

皆さま。悪いことは言いません。近隣で「木造住宅=古め」がありましたら、全ての窓を閉めて遮断し、暑さに耐えられなければ少し時期尚早でも、「クーラー」を点けましょう。

私、古い木造住宅(そこに40年人が住んでいたであろう家)が壊されることで、こんなに色々なもの(埃、粉塵、カビ)が舞ってくるとは思いませんでした。

さて、本題に入ります。

今の私のこの「副鼻腔炎」という状況ですが、これも「なりやすい人」と「なりにくい人」がいます。

主に、私の様にもともと後鼻漏=鼻水が鼻の穴から出るよりも、喉に落ちやすい体質

の人は、副鼻腔炎のリスクがとても高いとされています。特に、後鼻漏になる人の特徴という所までさかのぼって色々調べますと、そもそも後鼻漏になりやすい人は「脾虚」という状況に体が陥っている。

と出てきます。これは、「脾=消化器(主に 胃や腸)と言った部分が冷えて、虚弱になり、食べ物をエネルギーに変える力が弱っている状態

とわかり、私はすぐさま「脾虚」に効くツボ=例えば、三陰交(さんいんこう)や中院(ちゅうかん)という部分にお灸を施しましたが、今回は用途が違っていたようで

効果がありませんでした。内臓から来る後鼻漏の場合には一定に効果がありそうです。

話を戻しますと、この後鼻漏を治したいと思うと、主にはまず鼻中隔湾曲症の手術(鼻の骨が曲がっているので、その曲がりを治す手術)=私の弟もこれをしています。か、あるいは体質改善以外は、

「自分からアレルギー物質を配乗する」ことや、「鼻うがい=ホットシャワーなど」という対処療法位しか出てきません。

そこで、わたしが今まで見てきた「声帯結節予備軍や実際に罹患している方の体質の傾向」と言うものをまとめてみました。

声帯結節が出来る=喉がぱさぱさしてるから?声がかすれるってことは、声に潤いが無い?の謎

実は最近、また「声帯結節」や「声の不調」という私のもともとの得意分野に対するレッスンのご依頼が増えてまいりました。

その中で、今まで声帯結節になってしまった方や「予備軍」の方が共通として持っているのが

もともと鼻の調子が悪い。口の中はドライマウスなのに、体は何故かむくみやすい。

という体質の共通点をお持ち。という事に気づきました。

特に「自分は鼻の調子が悪い、慢性鼻炎だ」という自覚が意外とない方も多いのも特徴です。

人によっては、「声がれが気になるので冷たいお茶などをがぶがぶ飲む」という方がいるのですが、先ほどからの「後鼻漏」の理屈から言ってもこれは少し違うとわかります。

なので、もし「上咽頭炎」などに罹患している、もしくは長期間治っていない方や、後鼻漏で頻繁に副鼻腔炎になる方で、しょっちゅう声がかすれてしまう方は、

耳鼻科的治療に合わせて、一度、ご自身の消化能力や、胃腸の調子などと見つめあっても良いかもしれません。

次のブログでは、具体的な声帯結節の方へのレッスンのアプローチと、声優さんナレーターさん向けに「滑舌」の練習を始めた経緯などを書きたいと思います。

 

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