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もくじ

声帯結節対策レッスンは、とてもセンシティブなものです。

2週間ほど、あまり調子が良くなかったので、スロースターターでした・・・。(10年ぶりぐらいかも・・・)

あれよあれよと色々なタイミングで「鉄分を取れ」という指令が来ていて、今絶賛貧血対策を施しております!

全ての健康は「血液」ですね!

ちなみに私は「鉄欠乏型」の貧血なのですが、多くの場合腎臓の機能低下から来ている様です。

私が良く健康相談をする方に教えていただきました。

本格的に鉄対応をしていきたいと思います。不思議と鉄分を意識的に取るようになってから、甘いものが欲しくなくなりましたね。。。不思議。さて、本題に入ります。

声帯結節対策レッスンに欠かせないのは、全身の脱力と息の吐き方。

ある生徒さんがとても良い事をおっしゃっていました。

「なんか、声優でも何でも、きれいな声の方に限って、声帯結節になっている人が多いですよね」と。

そうなのです。本当にそうです。

アナウンサーの方やキャスターの方、様々な方を見てまいりましたが、「わ~マイクノリ良さそうな声だな~」と思った方に限って

良く聞いてみると、「がりっ」と声の奥の方で小石がまぶされたような音がしたりしています。

時折それは、上咽頭の炎症などで起きていることもありますが、私の様に副鼻腔の炎症があっても、無理やりでも鼻から息を通す。という事を徹底するようにしなければ、

鼻の何らかの疾患がある場合、やはり発声的に声帯に負荷をかけるようになってしまいますので、

明らかに鼻炎や、上咽頭炎の疾患がある場合には先に鼻の治療をするのが良いと考えます。

全身の脱力と、ピンポイントで声帯を閉じていく体感を養う。

実は、声帯結節のリスクがある方への発声法の中に、「裏声で全て発声する」というものがあります。

裏声で全て発声をすることで、声帯閉鎖の負担を減らす。というものなのですが、これはきちんと判断が出来る耳のある講師が行わないとかなり危険です。

「裏声だから大丈夫」。この考え方は相当リスクがあります。

特に、「声を出さずに息をは~っと吐いてください」と言った時に、思わず意図せずに声が漏れてしまう方はコントロールが出来ていないのです。

実はこのパターンの方は結構いらっしゃいます。

息を吐くという動作の中で、声が思わず出てしまいパターンの方には、まず、声を出さなくても大丈夫な所まで脱力をしていただきます。

裏声だから大丈夫。というパターンが危険なのは、いわゆる「裏声っぽく聴こえる発声」であれば、大丈夫。という力の入り方はサイレントキラー的にとっても危険なのです。

そのあたりをキチン解明して取り組んでいきます。

 

 

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