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もくじ

ボイストレーナーという仕事のむずかしさ故。

最近、このボイストレーナーという仕事の難しさを痛感しています。勿論私自身もまだまだ試行錯誤しながらですが、

特に「ボイストレーナーになる人はどんな人が良いのかな?」と考えると、色々とシュミレーションをしてみたりして、

「あれは違う」「これも違う」と思いを巡らせたりします。

ボイストレーナーには色々な「立ち位置」があります。

最もわかりやすいのは、「その方自体にタレント性があるパターン」。いわゆるカリスマ的なボイストレーナーさんですね。

タレントの位置づけとしても「アリ」のパターンだと思います。

ちなみに私の場合は、タレント性は無いと思っています。地味なキャラクターの中で、教え方はピカイチだとは思っています。

又、この教え方に関しては国宝級

みたいなのは特に自分は無いと思っていて、ただ全般的にどこでも解決できなかった問題を見つけ出すのは正直得意です。

あと、有名な先生には基本ベースが上手な人が集まります。そもそも論ですが。

私の場合、基本的に「音楽マジ無いわ」っていう方が、マジな才能を発揮する感じの生徒さんが多いです。

歌などは、特に「この人いいなあ~」って思ってもらえるきらりと光るものが必要だと考えていて、大体レッスンに通えば、「声量と最低限の音感」は絶対身につくと思っていて、

大事なのはそこから先の話ですよね。

それが、ソルフェージュ能力なのか、体の柔軟性なのか、はたまた呼吸なのか、メンタル面なのか。10人いたら20通り位違う。というものです。

ご本人が気づかない部分に、いかに「刺さるか」がとても重要だと思っています。

メンタル面のコーチングは、あってもいいけど、ありすぎは良くない。

私の場合、「私のレッスンは絶対ではないので」と良く言ったりします。あとは、「こういう所受けてみようと思うんですがどうですか?」と聞かれて、あまり否定しないとか・・・・。

でも結局、合格した後、ご自分に色々と不利な部分が出てきて辞退する。。。。みたいなことも少なくないので、最近はある程度サポートというか、止めたりするようにしています・・・。

基本的に生徒さんは自由選択で良いと思います。

言われたことをやってみた。でも「こっちの方が良いと思う」と思うのなら、ご自身が自分でYOUTUBEとか見てやってみて良いと思います。

私の生徒さんの中には、体の事は別のスクールで習う。というようなスタンスの方もいらして、色々と選択されています。私は先方の先生の事も絶対否定しませんし、

なんなら、共存してしまえば?とさえ思ったりしています。

私も、気が付いたらこの仕事に就いて、もう20年近くになります。

20年前はとにかく必死でした。むしろ、昔の方が「この教え方は絶対だ!」とか思っていたかもしれません。

今はいい具合に力が抜けて楽しいです。

私の今の夢は、10年後には隣のおじさんとおばさんの家みたいに、夕方16時半ごろお風呂に入る生活です。(笑)

私をまだ働かせたい方がいらしたら、お早めにレッスン依頼をしてください。(笑)

残り真面目に3名枠で募集を一旦止めます。

 

それでは!

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