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もくじ

声優さんのボイストレーニングについて(現状)

最近、うちのHPをみてピンポイントで「レッスンをお願いします」という依頼がありました。

声優事務所さんでした。

いらっしゃったかたはちゃんとお勉強を積んでいる方でした。

抑揚もきちんとあり、声もとても聴きやすいのです。。。

ですが、声に体力がなく、まとまった収録で声が持たず、スタミナが持たないのです。

「声の点が違いますよ!」とお伝えしました。

声の点。これはとても大切なのです。

一言でいえば、「声の作用点です。」

これは、裏声は弱いから、ミックスボイスを使用したほうが良い、という意味合いで
ミックスボイスを訓練するものと似ています。

間違った点で声を出そうとして、体全体に力が入った状態で作用点が変わってしまった状態のまま声を出してしまうと良いことは一つもありません。

実は声優さんはこの手の誤りをされている方が多々いらっしゃるのです。

今回お忍びでいらっしゃった声優事務所の声優さんも同じでした。

基礎は出来ている、声に抑揚もある、文章の読み方も間違っていない、

となると、声を出すときの力点が本当に良くない状態で長い収録に耐えられなかったというものです。

養成所、また事務所のレッスンは団体レッスンであるので効果薄い。

まあまあそこそこの金額はかかるけれど、個人レッスンでリカバリするのか、

まとめて団体で効率よくなのか、それぞれ事情はありますが

まず個人レッスンでないと「声優養成所」から上のレベル(プロレベル)の対応は難しくなってきます。

外郎売りは止まらずに読める、あめんぼあかいなはすらすら読めるのに

マイクノイズを指摘されたり、滑舌を指摘される場合、

根本的なトレーニングレッスンが間違っています。

吹き込み、リップノイズなど気づかない危険は沢山ある。

まず、吹き込みといってFやSの音などの際にマイクに「ぶふぉ」という音が入ってしまう

など、普段練習をしているだけではどうにもならない問題が浮上。

レッスンの際、鏡で顔をチェックしていただいたり、あるいは動画を撮ってみて初めて

「あ!」っと気づくこともあるのです。

僕、こんなに力んでますか?

というように後になってわかります。

では、実際に、自分のあごの滑りがどうなっているのか、口の空きはどうなのか、首の位置はどうなのか、

そう。この首の位置も最重要。

首の位置が悪いと声が出なくなりますので。

そういったときには提携しているスポーツトレーナーさんもいますのでご紹介します。

首、肩、腰の位置が悪いからあばらの位置が悪い。あばらの位置が悪いから呼吸が悪い
あごの形が悪いから言葉が続かない。

色々あります。

ぜひぜひ一度体験レッスンをお勧めいたします。

 

ムラーラミュージックオフィス

03-5980-7670

 

muraramusicoffcie@gmail.com

 

 

 

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