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もくじ

新しい物、人がまだやっていないものではなく、「自分にしかできないこと」を発信する。

インフルエンサーの方たちは数字を持っています。この数字と言うのは、テレビで言えば視聴率、単純に言えば「人の数」と言えますが、

こういう方たちのお力を借りて何かをPRしたとしても、人に刺さるものでないと今後は発展は難しいのかな?と考えています。

私の業界でよく話が上がるのはやはり「人口音声の問題」です。

ナレーションがAIに変わっている。という問題です。確かに、これは一理あると言えますが、今後お金をかけて人に依頼した場合と、人口音声を利用した場合

とで売り上げのデータが出てくると思います。そうなった時に、売れた数だけではなく、「継続して購入してくれるリピーターの数がどうか」とか、「何歳ぐらいの人が購入してくれているか」などのデータを集めた時に色々と面白い結果が出てくると思うのです。

そして、私が思うのは人の声を聴いて「この人の声いいな~」と思う事はあっても、人口音声の声を聴いて「この人の声いいな~」と思うのはどのくらいの人なのか?

とか、色々わかってくると思います。

人の声はそんなに単純ではない。

ボイストレーニングのレッスンを仕事にしている方ならわかると思いますが、同じ人でも日によって体調などの影響で声って結構違うのです。

という事は、「似ている声」の方(この場合骨格が酷似していることが多いです)の声も良く聴けば全然違うのです。で、もっと言えば特に日本語に於いては「この微妙の違い」がとっても大事だという事なのです。

英語を勉強していると本当によくわかりますが、いわゆる「空気で伝える」は本当に使えないです。

人によっては、単語のニュアンスがちょっと違うだけでも「え?」っていう返答をされる方もいます。

日本語は便利ですが、「日本語的文化」がわかっている人でない人が日本語を扱おうとすると本当に難しいです。そして、非言語的コミュニケーション(特に顔の表情、顔色)については、ほぼ日本語以外では通じないのでは?と思っています。

私もレッスンをしていて、「ああ、この方はお仕事取れるだろうなあ」と思える方と言うのは、やはり良い雰囲気を声に持っている方です。

声を聴いてイメージがわく、そのCMとこの方の声は合うなあ。と思えるようなマッチングを意識したときです。

実はそういう意味でもめちゃめちゃ音楽的なのです。

人が本当に知りたいのは「どうやったら人にモテる声になるのか?」という事だけ。

モテる声、と言うには共通点があります。「クライエントさんにモテる」「エンドユーザーさんにモテる」「異性にモテる」「同性にモテる」色々です。本当はこのモテる声を知りたいのです。

ですが、教えてくれるところはありません。何故だと思いますか?

それは、圧倒的にその生徒さんを観察できない限り無理だからです。それには以下の耳の訓練が必要です。

■その方にとって、今出しているその声は本当に無理をしていないのか?

■無理をして発声をしているとしたら、それはどこか、どうやったら治るのか?

■その方の声の「どういう所」にうまみがあるか

■他人(世間一般的はその方のどの声を欲しているのか」

この4点です。シンプルですが実に難しい。

初めの話に戻りますと、今こうやってブログを書いていてやっと気づきました。私にはその人のモテる声を引き出すことが出来ます。

だから、仕事で成果が出たり、人から頼られたり、婚活に活かせたり、お客さんが沢山ついたり、役をもらえたり。するんですね。妙に納得です。

この技術や感性は自分にしかできないと思っています。その一部分を切り取って、他の先生たちに「技術」として提供しています。だからこそ、他の先生の生徒さんたちもとても良い結果につながるのですね。

ご自分のモテる声を探してみてください。

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