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声優やナレーターなのに、ミックスボイスを習う必要があるのか?

最近、声優さんやナレーターさんのレッスン中にも頻繁にこのワードを使うようになりました。「ミックスボイス」です。ミックスボイスというのは、以前も何度がご説明させていただいております。通常の場合ですと、地声である程度の音域まで出したかったのに今一歩のところで足りなかった時に「お助けマン的に」出来たらいいよね?っていうスタンスで2000年ごろから言われ始めたあれ、です。(笑)しかし、ここ最近ではこのミックスボイスはある程度「声の奥行き感を増長するのに不可欠な存在に変わっていきました。

地声だと思っていたらミックスボイスだったってこともあります。

世の中には「オールミックスボイス」と呼ばれる声質の方がいらっしゃいます。なんか全体的に歌い方が「合唱っぽくなりやすい」けど、裏声でもない。できれば中島みゆきとかかっこよく歌いたいのに、どうもしっくりこない。様な方に多いです。

要は、生まれ持った声がそもそもいわゆるみなさんが言っている「地声」の幅ではない方の事です。

声優さんの場合、多くは地声が強い方が多い。

いわゆる「マイクノリの良い声」の方が所属になりやすいのは特徴として本当にあります。声がマイクに乗りやすく、息で拡散されず、比較的高音ががっつり入って、どちらかというと「マイクがキンキン言う」ぐらいの声の方がどうも所属になっている方で多くいらっしゃる印象です。ナレーション事務所だとその限りではありませんが・・・。

という事は、結論としては時として声に「カーブがない」ことが多く、遊びが出せないので

声優さんとして口内で「声を作る」というスタンスであればOKなのですが、ナレーターさんとして単語ベースで言葉をピックアップして声量やアクセントを調節して喋るようなナレーターさんの技術で読んだ場合直線的過ぎてNGだったり、本来の自分の「おいしい部分を発揮できる声域ではなかったり」色々な不安要素が出てきます。その時に役に立つのがミックスボイスです。

あるナレーターさんで、読みの時ではそうでもないのですが、歌になったとたん声がめきめきハスキーになる方がいます。そして、ハスキーのわりに単調になるので「硬い」という印象になってしまうのです。

ちょっと無理するぐらいの高音をミックスボイスで出して、そのまま話し声の音域まで下げてくるようなトレーニング

を積極的に行いました。

男性の場合は、高音域をとにかく地声ギリギリぐらいのミックスボイスで持っていく練習です。どちらにしても、「高音低音問わず」声の豊かさが必要な場合はミックスボイスは相当有効的だと言えます。

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