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ここ最近、滑舌のレッスンのお問い合わせが増している理由を考えます。

個々の所「専門的な滑舌のレッスンを希望している」という生徒さんのお問い合わせが増えています。その理由を考えて行きます。

まず1つめの理由に入る前に、当校の滑舌のレッスンという物がどういう物かについてご説明します。

まず、滑舌といっても一言で終わりません。又、目的も様々で、

  1. 声優・ナレーターのような専門的な滑舌を求めている方。プロの水準を維持、また現場で困らないようにしたい方
  2. ビジネスマンの方、大学教授や講師など、人前で話をするときに、自分でどうしても気になってしまう方
  3. すでに日常生活に於いて、様々な不具合を発症している方。

当校にいらっしゃる方の多くはこの3パターンです。1と2のパターンは、ご自身の更なるブラッシュアップと言う感じで受け取っていただけると思いますが、

この3のパターンの方の場合、もうすでに「滑舌」の範疇に納まっていないパターンなのです。

例えば、寝ている間に食いしばりがひどすぎて、いよいよマウスピースを装着している。でも、朝起きるとやっぱり顎が痛い。
そして、何だか姿勢も気になる。首がつらい。頭もいたい。起きてから数時間辛い。などです。
後は、ノイズ関係です。しゃべるとやたら口がくちゃくちゃ音が出てしまう。マイクを使って話す時に抵抗を感じるようになった・・・という事です。

私は生まれつき唾液の分泌が多いらしく、(母からもお墨付き)歯科治療中も「唾をのんでください」と言われるほど。。。(飲みませんけど)

でもここ最近は、コロナ禍の影響でマスク生活が長く、以前お話したように、虫歯の患者さんもかなり増えているそう。おまけに、口呼吸になり、ドライマウスが悪化。

結果、口内の雑菌が繁殖して、ドライマウスからの虫歯。。。。のような

エンドレスも・・・。

滑舌が悪い、と言ってもこれも一括りに出来なくて、まず動作不良と音声不良は違います。

動作の不良は、動かし方が鈍い、動かし方が良くわからない。という不具合で起こるのに対して、音声不良は、時に「正しい音がどれかわからない」という悩みをはらんでいますから、やはり、「滑舌の正しい音声」を認識できる耳をもった先生に聴いてもらう必要があります。

日本語のAと英語のAの音声の違いみたいなものです。

日本語の「あ」はどんな人がどういう状況で「あ」といっても、とりあえず「あ」に聴こえていることが大事です。ですが、英語の場合、「あ」という音声一つにとっても、テンションが違います。

このテンション的な部分が、後にナレーターさんで必須になってくるトーンの問題ですが・・・。と、このような感じです。奥が深くないですか?

宮島知穂のオンラインレッスンも、レギュラーの方(毎月受講される方)で月2回くらいを希望されている方の場合、残りの隻数3名までになってしまいました。

今後、私のレッスンは今定期で来られている方、プラス不定期(月1または2か月に1回)の方を含めると、そろそろ限界値になりそうなのです。
今後はスクールの運営と教材の販売の方にシフトしていきます。

ご希望の方は本当にお早めにお願いいたします(毎月固定受講の方を優先にさせていただいております)

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