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姿勢で声は変わる?それとも変わらない?

こんにちは。ムラーラミュージックオフィスです。最近新規の生徒さんが何人か入られて、そしてそれに伴い内部の先生方への研修も強化させていただき、色々と学ぶことが増えてきました。ここ最近特に思うのは、エラそうな意味ではなくて「声ってちょっとしたことで変わるのにな~」という事です。この「ちょっとしたこと」が難しかったりするのですが・・・。

前に姿勢矯正と美脚のサイトウ先生のレッスンを受けたことがありました。サイトウ先生のレッスンと私のレッスンには実に共通点も多くてとても面白かったです。まず、一番初めに壁の前に立ちます。まっすぐ立った自分の背部に先生が手を入れてくるんですね。手を入れて背中にすっぽりと手が入ってしまうようなら反り腰なので要注意、という事なのです。そして、今度は仰向けに寝て、足をエックス字にしたまま股割りのような格好で背中を床につけます。

これでO脚かそうじゃないかと、骨盤が開きっぱばしかどうかを見られます。

姿勢も呼吸も赤ちゃんが理想的です。

赤ちゃんは、一番初めは座ることも立つこともできません。そこから、1歳過ぎて歩くようになるまでに「AOジョイント」という後頭部のあたりでバランスをとって立とうとし始めます。この時に自分の体の中心点をしっかり探して頭を起こそうとするのです。実はこの{AOジョイント)という場所が「声を出すのに一番必要な要点の場所」になるのです。これを学ぶのがアレキサンダーテクニークというものです。

わたしも導入だけNYで習いました。そこから更新されていないのでまた本を読んだりして勉強していきたいと思っています。人には、それぞれに「ボディマッピング=体の地図」があって。それぞれにバランスをとっているのです。要は自分自身を操縦することなのですが、そのやり方を誤ってしまうと上手に体は使えなくなる、という事なのです。

呼吸は、マラソン選手と真逆、と思えばよい。

呼吸については、賛否両論色々ありますが私は「マラソン選手」が普段やらない呼吸をするのが理想的だと答えています。もし、マラソン選手が腹式呼吸をしながら走っていたらおそらくタイムは伸びません。腹式呼吸をやって声を出して今までの経験で一番筋が良いのは「水泳経験者」だったのは間違いありません。

私は呼吸をするときに相手の背中を触ります。その背中の動き方で、その方が「水泳の選手」だったことがある、もしくは習っていたことがある場合は100パーセントで分かります。

ボイストレーニングって本当に面白い。日常のちょっとしたことで変えていけるものです。それだけで、声が良くなったら、ラッキーですよね!

 

 

 

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