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もくじ

ナレーションの仕事を個人で受ける時の行動の起こし方。

最近たまたま生徒さんから、「今まで声優経験が無いけどナレーションの仕事をしようと思います。でも、

色々な人と会って、個人営業かけたりワークショップに行ったりするのはハードルが高い。どうしたらよいか?」という質問を受けました。

まず初めに、ナレーションの仕事をするにあたってナレーションの仕事が出来る環境づくりは、どのようにして生まれるのか?というお話をしたいと思います。

ナレーターとして今現在仕事をしている人の振り幅ってすごい件。

私も「ああ、そうか」と思わずうなったのですが、ナレーションの仕事をしている方って、「ナレーターとしての歴が圧倒的にめちゃめちゃ長くて、事務所にも長くいて」というイメージの方が多いという事を最近知りました。まずここで1つあります。

ナレーションを生業にしている方の中は、正直声優さんを生業にしている人よりもかなり幅があります。と言うのも、確かに声優事務所に正規所属をして、声優の仕事と並行、もしくは声優の仕事よりもナレーションが適任とされ、ナレーションの仕事をしている人というのが存在します。

その場合なのですが、声優さんになるつもりで入って、実際ナレーターとしての勉強は必要に駆られて後から始めた。と言う方は多いのです。

特にここ最近、ナレーションを必須とされる声優さんが増えてきているので、並行して勉強されている方もいます。勉強の仕方は、事務所内でのワークショップに加え、許可を得て、外部のワークショップに通うパターンです。ワークショップと言うのはいわゆる勉強会の事で、ここ最近オーディション型ワークショップという物も数多く存在します。

私も潜入捜査したいな~と思ってはいるものの、この「宮島」という名前が何故か知らない所で挙がっていることがあるようでして、一発で潜入捜査だとバレる可能性があるので、一切出来ない状況です・・・・。

上記に挙げたような、「声優さんとしての歴がある程度ある方」というラインがある一方で、

音楽系の専門学校出た、歌を歌っていた等のアーティスト活動の延長線上で、ある時ふと「プロデューサーに頼まれてナレーションをやったのがきっかけ」みたいな方もいます。

音楽とナレーション?と思われる方もいらっしゃると思いますが、音楽と語学はナレーションと非常に密接な関係にあります。帰国子女の方なんかで、英語と日本語のナレーションどちらもいける。と言う方も少なくありません。と、このように、アーティスト経由の方もいらっしゃいます。

フリーランスでナレーションをされている方の多くは、登録制のナレーション事務所、ナレーターエージェントに登録されている方が多いです。

いわゆるオーディション的な感じで登録制で登録をします。実際にその場に行って原稿を初見で読むこともあります。あとは、最近では宅録の環境(音の良し悪しの経過)を見て、登録が可能となるパターンも増えています。

仕事を受けるパターンと、自分発信と、出来れば両方していただきたい。

ここからが大事なお話ですが、これはあくまで私の考えは、例えばクラウドワークスやランサーズと言ったものは、どちらかと言うと「相手が欲するものに対して、自分が適合するかどうかをジャッジメントしてもらう機関」という認識でおります。

それに対して、ご自身のYOUTUBEやHPと言うのは名刺代わりになりますし、自分がこういう仕事をしているものです。と最大限表現できる場になります。

ただ、ご自身が所属している事務所によってはその行為自体がNGの場合もありますから、出来れば事務所や登録事務所に入る際にそこを始めに確認する必要があります。

私の生徒さんでも、せっかくフリーで仕事が取れているのに、もっと仕事を取ろうとしてオーディションに参加してしまい、結果「これからは全ての仕事は事務所を通して、事務所に〇%の手数料を支払ってください」と言われて契約寸前で辞めたという例もあります。

なのでそういった場合には必ずご相談いただいて、行動を起こしていただきます。

確かに大きなアニメの仕事などは、大手の事務所に所属しないと取れない案件です。ですが、ナレーションに関しては大手企業も今アウトソーシング機能を使っています。

ですから、まず「私は何者です。」という自己主張、キャラクター主張をきちんとして、ご自身がつながりたいお仕事と繋がれるように意識してみてください。

私がちょこちょこブログを発信したり、YOUTUBE発信するのも、キャラクターづくりの一環です。おかげさまで良い生徒さんとしか繋がれていません。

感謝!!!

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