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もくじ

実は、MFTという「歯科医師や歯科衛生士の方々と同じ理論を学んでいます」

MFTという方法は、基本的には歯科医師の方に矯正をお願いするために、前処置や、実際の強制後の後戻りをしないための特別技法として、広く提唱されているものです。

MFTの実践を、歯医者さんにお願いする場合には基本的に「矯正を行う」ことを前提としています。それは、基本的にMFTにより、歯並びが良くなるといういわゆる「正しい位置に治る、戻る」というような概念ではなく、あくまで、予防的措置であるという観点から行われているものだからです。

しかしながら、私はボイストレーナーです。お医者さまではないので、医療器具は使えませんし、医療行為も行えません。

ですから、基本的には「治す」「治さない」という断言も出来ないので、あくまで耳で聴いた範囲で「正しい音として発音が出来ているか、構音障害が発生しているのか」を見極めることの手助けとしてMFTの力を借りています。

今まで見て来たケースの中でも、「外科的な治療を行わないと根治はむずかしい」と思うケースは0ではありませんでした。

そういった場合に、では「お医者さんに行って、舌小帯を手術してきてください」とは到底言えません。ですから、出来る範囲の事をします。

正直、ボイストレーニング業界で「あなたの発音はおかしいですよ」と指摘出来る人はいても、一人一人に寄り添った、音声障害の方法を考案出来るのは全国でもまれだと考えています。

どうしても困った方は「代表ボイストレーニング」を打診ください。

ナレーション原稿をスムーズに読むための滑舌練習について

ナレーション原稿をスムーズに読むためにみなさんは滑舌練習を定期的に行っていると思うのですが、ただ滑舌の練習をするだけでは意味がありません。その理由は様々ですがご自身がどのような癖だったりどのような理由で原稿がスムーズに読めないのか、という所を掘り下げる必要があります。

ボイストレーナーに必要なのは聴力と洞察力。

みなさんは、どこがどうしてそうなったらそのような音が鳴ってしまうのか、例えばリップノイズで言うとどこからそのノイズが派生しているのか、耳だけで判断できるトレーナーに出会ったことはありますか?

これは相当な訓練をしないと難しいのですが、私はこの感覚を身に着けるのに5年ほどかかりました。ですが、何百人という人とお会いさせていただき、その様々な原因の中からピンポイントにそれを探り当てることが出来るようになりました。口の中だけではありません。

☑首の角度、首の頸椎ともっと背中側のカーブと伸縮具合

顎の左右差=これは絶対にはずせません。

☑舌の曲がり具合と舌の先の折れ線。

☑骨盤の左右歪み。こちらは触って確認します。

☑顔の筋肉の硬直具合と唇の合わさり方の癖、受け口。

☑口の開け方の癖。真横に引っ張りたてに引っ張れない。

など、上げるときりがありませんが、こちらを知っているだけではだめで、これらをその方の声が出ない状況と照らし合わせてみていく必要があります。

その人にとって何の音が鬼門なのか?

下記をクリックしていただけると長文のための滑舌練習シートがDL出来ます。

毎回ご案内しておりますが、こちらはムラーラミュージックオフィスのオリジナルメソッドです。

長文のための滑舌練習シート

著作権に引っかからないように、意味不明の言葉の羅列のみとなっております。文章には何の意味もございませんのでご了承くださいませ。

まず、こちらの滑舌の練習シートはすべて、万人が基本的に発音しにくい音を規則的に羅列してあります。みなさん下記の法則を頭に入れておいてくださいませ。

ラ行がダメな人は ナ行もダメ。

ラ行がダメな人は ダヂヅデドもほぼ等しく言えないか、滑る。

カ行が滑る人はそのあとのタ行も弱い、または滑る。

西側の出身の方で時折、う段 が飛ばされて発音されていない方がいる。

しつこい→などの 「し」の音が「ひ」の発音になる方がいる。関西の方か関東の一部の方。

サ行全般、口を横に開かないとできない人は、その場合の方がはっきりとした発音になることもある。

母音を口内のみで発声しようとして他子音が甘くなる人がいる。

など、挙げると色々きりがありませんが、このようなことは一人ひとり違っているのでいくつもパターンがわかっていないと難しいのです。

以上のような細かいレッスンは

ムラーラミュージックオフィス宮島のボイストレーニングで実現可能です。

 

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